有害サイト制限「フィルタリング」 中学生利用率は61% 滋賀


■全国平均下回る

青少年育成に有害なサイトのアクセスを制限するサービス「フィルタリング」の県内中学生の利用率は61%で、全国平均より5ポイント低いことが、保護者を対象にした県警の調査でわかった。一方、同じ調査で、県内小学生(4~6年)は79%(全国平均72%)、県内高校生は61%(同52%)と全国平均を上回った。県警少年課は「子供たちが有害サイトの被害に遭わないためにも100%を目指す」としている。

フィルタリングは、18歳未満の青少年が携帯電話のインターネットサイトを通じて恐喝事件や性犯罪などにあうケースが後を絶たないことから、必要という意識が広まっている。県青少年の健全育成に関する条例でも、携帯電話業者が、18歳未満の青少年に携帯電話を販売する場合、フィルタリング利用を推奨することが義務づけられている。ただ、実際にソフトを利用するかどうかは保護者の判断にかかっている。

県警の調査は今年3月から4月の2カ月間、小学4~6生、中学生、高校生の保護者987人を対象にして実施。同様の調査は全国の都道府県警で行われており、全国平均値がまとめられている。

調査結果を受け、県警では先月、携帯電話業者や県教委関係者などと合同で緊急対策会議を開催。「親が多く集まる入学式などで啓発をすべき」「フィルタリングの説明だけでなく、犯罪の恐怖を伝えなければ」などの声があがった。

県警少年課の藤森稔課長は「関係者の意見を参考に、より効果的な啓発活動を検討したい」とし、「保護者は『うちの子に限っては大丈夫』と思わずに、フィルタリングを利用して子供を守ってほしい」と話している。

産経新聞 2011年11月5日

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