村山の強制わいせつ:元保育士に実刑 被告側、控訴の方針--地裁判決 /山形


副園長を務めた勤務先の無認可保育園(既に閉鎖)で女児にわいせつな行為を繰り返したとして、強制わいせつ罪に問われた村山市楯岡笛田1、菊池竜太郎被告(35)に対して、山形地裁は25日、懲役3年6月(求刑・懲役4年)の実刑判決を言い渡した。矢数昌雄裁判長は「保護者の信頼のもと園児を預かる保育士の立場にありながら非常に悪質だ」と述べた。菊池被告側は控訴する方針。
菊池被告は捜査段階から一転して公判で無罪を主張していた。幼児である被害者の証言は証拠能力がないとする弁護側の主張について、矢数裁判長は判決で「経験しなければ幼児には供述しがたい内容が含まれている。母親や同僚保育士の供述とほぼ合致し、幼児の供述の信用性は高い」とした。
また、暴行や脅迫で被告がうその自白を強いられたとする弁護側の主張は、「被告は2日に1回のペースで弁護人と接見していた。強要があれば弁護人が申し入れるはずだが、大声をやめてほしい旨の申し入れしかない。暴行などはなかったと推認できる」と退けた。
判決によると、菊池被告は09年6月29日から7月29日まで計4回、当時4歳の女児に対してわいせつな行為を繰り返した。
菊池被告の父親は判決後の取材に「無実なので控訴する」と答えた。【安藤龍朗】

毎日新聞1月26日朝刊

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