掲示板「ひまトーーク」きっかけの被害者倍増


2015年04月16日 15時30分

読売新聞

見知らぬ人同士が知り合いになれる交流サイトを介して性犯罪などの被害に遭った18歳未満の子供は昨年、1421人(前年比9・9%増)で、統計を取り始めた2008年以降で最多だったことが16日、警察庁のまとめでわかった。

うち女子は1395人。無料通話アプリの「利用者ID」を教え合う掲示板にアクセスして犯罪に巻き込まれるケースが目立ち、被害者全体の3分の1近くを占める。

交流サイトでは、登録した利用者同士が情報交換をする。ツイッターなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のほか、「LINE(ライン)」などの無料通話アプリで、通話やメッセージのやり取りに必要なIDを交換する掲示板もある。

この掲示板では、利用者自身がIDのほか、顔写真や年齢、居住地域などの情報を公開。不特定多数と知り合いになれるが、被害に遭う危険もある。掲示板を利用した被害者は12年の36人から13年は352人と約10倍に膨らみ、14年も439人に上った。

特に「ひまトーーク」という掲示板がきっかけの被害者は、前年より128人増えて260人。昨年8月には、この掲示板で知り合った当時16歳の少女にわいせつな行為をした疑いで、23歳の男が愛知県警に県青少年保護育成条例違反容疑で逮捕されている。

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