児童ポルノ19サイト遮断=ブロッキング開始から半年―業界団体
インターネット接続事業者(プロバイダー)などの業界団体「インターネットコンテンツセーフティ協会(ICSA)」(東京)は10日、児童ポルノ画像の閲覧を強制的に遮断するブロッキングの実施状況を明らかにした。4月の制度開始から半年が経過し、今月1日現在で19サイトが閲覧遮断対象になっているという。
ICSAによると、警察庁の業務委託団体「インターネット・ホットラインセンター」から情報提供を受けたのは、410サイト。このうち、重複した情報や削除済みのものを除いて検証した結果、「児童の権利を著しく侵害する」としてブロッキング対象としたのは1日現在で19サイトに上った。ほとんどがDVD販売サイトという。
時事通信2011年11月10日