児童ポルノ、遮断半減…ブロッキング開始半年
インターネット上の児童ポルノへの接続を強制遮断する「ブロッキング」について、対象アドレスを選定する「インターネットコンテンツセーフティ協会」は10日、4月の開始から約半年間の実施状況を公表した。
ブロッキングされたアドレスは7月下旬に382件になったのをピークに減少傾向にあり、今月1日には170件になった。ブロッキング後、児童ポルノ画像が削除されたり、サイト自体が閉鎖されたりするケースが多いという。
ネット接続事業者(プロバイダー)の参加は、開始当初の大手9社から59社(10日現在)に増えた。同協会は「国内のネット利用者の約7割をカバーしている」と分析している。
読売新聞 2011年11月13日