準強制わいせつ:教え子に行為 元教諭に有罪判決--地裁 /静岡

教え子の女子高校生にわいせつな行為をしたとして準強制わいせつ罪に問われた沼津市下香貫八重原、元県立科学技術高校教諭、森田由紀夫被告(47)の判決公判が22日、静岡地裁であった。木地寿恵裁判官は「高い倫理と責任感を求められる教師にあるまじき犯行で、刑事責任は重い」と述べ、懲役2年、執行猶予3年(求刑・懲役2年)を言い渡した。
木地裁判官は判決で、「教師という立場を悪用して、被害者が拒絶することの困難な関係を作り出した」と指摘。「密室において、被害者に対するわいせつ行為を繰り返すだけでなく、口止めまでしていた」と犯行を非難した。【樋口淳也】

毎日新聞12月23日朝刊

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