巡査、連続強制わいせつ未遂で懲戒免職…余罪も

女子中学生の体を触ろうとしたなどとして、名古屋地検は16日、愛知県警豊橋署巡査の森崎港平容疑者(21)を強制わいせつ未遂などの罪で名古屋地裁に起訴した。

一方、県警は同日、森崎容疑者を懲戒免職処分にした。

起訴状では、森崎容疑者は昨年11月28日昼、名古屋市内の集合住宅に侵入し、1人で室内にいた女子中学生(13)の体を触ろうとした上、さらに約15分後、約300メートル離れた集合住宅の玄関で、別の女子中学生(14)の口を手で塞ぐなどの暴行を加えたとしている。

森崎容疑者は「中学生だと抵抗されないと思った。警察官でありながら破廉恥な罪を犯し、誠に申し訳ない」と供述しているという。県警の古谷洋一警務部長は「警察官としてあるまじき行為で、厳正に処分した」とコメントした。

森崎容疑者は「ほかにもやった」と話しているほか、今回の事件とは別に、中学生が体を触られる被害に遭った名古屋市内の現場で、遺留品から森崎容疑者と同じ型のDNAが採取されており、県警が余罪を調べている。

読売新聞2012年1月16日

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