女児わいせつ:男に懲役3年--地裁判決 /群馬

伊勢崎市内で11年、いずれも当時6歳の女児が公園の公衆トイレに閉じ込められわいせつ行為を強要された事件が2件発生し、強制わいせつ、監禁罪と児童買春・児童ポルノ禁止法違反に問われた高崎市の無職、小川一樹被告(26)に対し、前橋地裁(野口佳子裁判官)は8日、懲役3年(求刑・懲役4年)の判決を言い渡した。
判決によると、小川被告は、1人で遊んでいた女児に声をかけてトイレに監禁し、わいせつ行為をした上、女児の姿を携帯電話のカメラで撮影したという。野口裁判官は「女児の未熟さにつけ込んだ卑劣で身勝手な行為」と指摘。小川被告が難病を患っていることなどを考慮しても、実刑が相当との判断を示した。【塩田彩】

毎日新聞6月9日朝刊

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