警察庁、人身取引55件摘発 風俗店や暴力団関係者ら

3/11 KYODO

警察庁は11日、金銭搾取などを目的に売春や労働を強要する人身取引で、全国の警察が2020年に摘発したのは55件(前年比2件減)、58人(19人増)だったと発表した。風俗店関係者8人や暴力団関係者5人などが含まれていた。被害者は37人(7人減)で男性5人、女性32人。国別では日本30人、フィリピン7人。大半は30歳未満で、女子中学生もいた。ホストクラブの客だった女性に飲食代の未払い代金を返済するよう脅して売春を強要したり、飲食店従業員に暴力を振るい強制的に労働させたりする事件があった。

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