トイレに侵入、少年を盗撮・乱暴…男に懲役5年判決
男子トイレで少年を盗撮したり、乱暴したりしたとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)や強制性交等などの罪に問われた、仙台市宮城野区、無職伊藤裕志被告(30)に対し、山形地裁(今井理裁判長)は28日、懲役5年(求刑・懲役7年)の判決を言い渡した。判決によると、伊藤被告は昨年9月や11月、スポーツ施設や中学校の男子トイレに侵入し、個室内などをスマートフォンで盗撮するなどした。また、同年10月、スポーツ施設の男子トイレで、少年(当時12歳)を乱暴し、スマホで撮影した。2017年施行の改正刑法で、「強姦(ごうかん)」が「強制性交等」に罪名変更され、男性も被害の対象となった。被害が男性での判決は県内初。