女子中学生とのいかがわしい行為の動画を販売…大学生を再逮捕 「これまでに200~300万円稼いだ」
今年1月、女子中学生に現金を渡すなどして、いかがわし行為をしたうえ、動画を撮影した疑いで、23歳の大学生の男が逮捕された事件で、警察は、男が、撮影した動画を複数の客に販売していたとして、再逮捕しました。再逮捕されたのは、札幌市北区に住む大学生、葛西慧介(かさい・けいすけ)容疑者23歳です。葛西容疑者は2021年2月中旬から3月上旬にかけて、女子中学生とのいかがわしい行為を撮影した動画データを、道内外の複数の客に、あわせて1万5000円で販売した児童ポルノ禁止法違反の疑いが持たれています。警察によりますと、葛西容疑者は、ツイッターを通じて客を集め、スマートフォンによる支払いサービス「ペイペイ」で代金を支払わせていました。警察の調べに対し、葛西容疑者は「動画を売ったことは覚えている」と、おおむね容疑を認めているということです。また、葛西容疑者は、「数年前からわいせつ画像の販売を始めて、これまでに200万から300万稼いだ」と話しているということで、警察は引き続き余罪を含めて捜査を進めています。葛西容疑は、ことし1月、インスタグラムを通じて知り合った小樽市の中学3年生の女子生徒に、現金1万5000円を渡していかがわしい行為をした児童買春の疑いと、2月、同じ女子中学生と、いかがわしい行為の動画を撮影した児童ポルノ禁止法違反などの疑いが持たれています。被害に遭った女子中学生は、当時、家出中で、警察が行方を捜していたところ、2月上旬に保護され、女子中学生への聞き取りから、葛西容疑者の犯行が浮上したということです。