SNSで児童ポルノ被害、最多に 666人、21年警察庁統計
2021年に会員制交流サイト(SNS)をきっかけとして犯罪被害に遭った18歳未満の子どもは1811人で、だましたり、脅したりして裸の写真を送らせる「自画撮り」を含む「児童ポルノ」の被害が666人と最も多かったことが3日、警察庁の統計(暫定値)で分かった。SNS関連の被害児童数は13年から増加傾向が続き、同庁は新型コロナウイルス禍に伴う生活様式の変化や深刻化するサイバー犯罪の実情も踏まえ、警戒を強めている。警察庁によると、児童ポルノ以外は、淫行などの「青少年保護育成条例違反」が659人、金銭を渡してみだらな行為をする「児童買春」が334人。