毎晩のように児童ポルノ、現実と切り離せず…元教諭にわいせつ行為で懲役3年求刑
甲府市の市立小学校で児童にわいせつな行為をしたとして強制わいせつ罪に問われた元教諭の50歳代男の公判が17日、甲府地裁(青木美佳裁判官)であり、検察側が懲役3年を求刑して結審した。判決は7月5日。元教諭は被告人質問で、「ネットで児童ポルノを毎晩のように見てしまい、現実と切り離せなくなってしまった」と説明した。検察側は論告で「児童との人間関係につけこんだ犯行で、極めて卑劣だ」と非難。約7か月間で10回以上わいせつ行為を繰り返したとし、常習的だと訴えた。弁護側は元教諭が今後、子供と関わる仕事や活動をしないと約束しているとして執行猶予付きの判決を求めた。