児童相談所で少女にわいせつ行為 元職員に有罪判決 「立場を利用した卑劣で悪質な犯行」
和歌山県の児童相談所で、少女にわいせつな行為をした罪に問われた元職員に対し、有罪判決です。「和歌山県子ども・女性・障害者相談センター」の元職員 浅野絋平被告(29)は、施設に入所していた当時14歳の少女に対し、6回にわたってわいせつな行為をした、児童福祉法違反の罪に問われています。 これまでの裁判で浅野被告は起訴内容を認め、検察は懲役3年を求刑していました。17日の判決で和歌山地裁は「職員の立場を利用した卑劣で悪質な犯行」と指摘。一方で、被害にあった少女と示談が成立していることなどを考慮し、浅野被告に対し懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。