検挙された子供の性被害で約4分の1が利用…ホテルに「利用者の年齢確認を」県等が被害防止策を要請 富山
子どもの性被害を防ごうと、富山県などが9日県内のホテルに対し利用者の年齢確認などの被害防止対策を求めました。 県や県警が求めたもので、9日は富山市のホテルグランテラス富山で湯上均総支配人に子どもの性被害撲滅を訴えるポスターが手渡され、ホテルでの被害の防止対策を行うよう依頼しました。 県警によりますと、県内で検挙された児童買春や児童ポルノなどの子どもの性被害のうち、去年はおよそ4分の1がホテルを利用した被害でした。 こうしたことから、県警は年齢が離れたカップルなど子どもの性被害が疑われる場合には利用者の年齢確認を行うことや、盗撮被害を防止するため脱衣所やトイレなどの定期的な巡回を行うよう被害防止対策をホテルに依頼しました。 県警は県内およそ220のホテル等に対策を要請することにしています