”男子生徒の裸を撮影” 元中学校教師に有罪判決
男子生徒の裸をカメラで撮影した児童ポルノ法違反の罪に問われた元中学校教師の男に熊本地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。 大津町の元中学校教師 松野晃三被告(41)は今年4月、菊池市の温泉施設で18歳に満たないこを知りながら、熊本県内在住の10代の男子生徒2人の裸を撮影、7月にも別の男子生徒の裸を撮影したとして児童ポルノ禁止法違反の罪に問われていました。 16日の判決で山口智子裁判官は「立場を利用し生徒の自宅や温泉施設の家族風呂で罰ゲームと称して全裸にさせて撮影した」とし、「心身に有害な行為を繰り返した犯行は悪質で軽く見ることはできない」としました。一方で「犯行を認め示談が成立し、反省の態度もある」として、松野被告に懲役1年6カ月執行猶予3年の判決を言い渡しました。