【長崎】男子小中学生6人にみだらな行為 児童買春の諫早市立中学講師に有罪判決
県内の12歳や14歳の男子小中学生6人に現金を渡し、みだらな行為をした罪などに問われていた諫早市立中学校の31歳の講師の男に、長崎地裁は保護観察付きの執行猶予の付いた有罪判決を言い渡しました。 判決などによりますと、諫早市福田町の平田卓也被告(31)は、2021年7月から2022年8月にかけて、インスタグラムのアカウントで女子中学生になりすまし、当時小中学生の県内の少年6人とやりとりした上で現金を渡し、車内でみだらな行為をした児童買春の罪や、裸の写真や動画を撮らせて自分のスマートフォンに送信させ、保存した児童ポルノ製造の罪などを犯しました。 判決で芹澤俊明裁判官は「計画的で悪質な性的搾取であり、被害者らの成長過程への悪影響も懸念される」「この種の犯行の常習性も認められ、再犯の恐れも否定できない」とした一方「心理面接を受け始めるなど更正の意欲を示している」などとして、懲役2年6カ月、保護観察付きの執行猶予3年を言い渡しました。(求刑懲役2年6カ月) 弁護人は、「控訴はしない」としています。