『人身取引をなくそう!漫画プロジェクト』 8月8日(土) 15:30~17:30 @横浜市かながわ県民センター

abf2015 (1)今、世界で何千万人もが被害に遭っていると言われる「人身取引/現代の奴隷制」。多くの女性や子どもたちが、より良い収入・生活・教育をちらつかせる人身取引業者にだまされて、強制労働や性的搾取の被害に遭っています。

ある日本人女性ジャーナリストがニューヨークで立ち上げた団体「Cause Vision」は、人身取引の被害を防ぐために漫画冊子を作り、リスクのある地域の子どもたちに、そして子どもを通してコミュニティの大人たちに、危険を知らせる活動を行っています。

東京のECPAT/STOP Japanとノット・フォー・セール・ジャパン(NFSJ)は、このたび、Cause Visionが日本のプロ漫画家、赤石路代さんと共に制作した、タイ人向けの啓発漫画冊子『陽はまた昇る』の日本語版を作成しました。印刷・配布資金の調達のためにReadyForという「クラウドファンディング」の仕組みを使ったところ、多くの方からの支援が得られ、当初目標金額の2倍以上の資金が集まりました。(その分はタイ語版の増刷資金になります。)

今回のAIDS文化フォーラムの分科会では、このプロジェクトで作成した日本語版『陽はまた昇る』を題材に、タイをはじめとする東南アジアでの人身取引の現実、そして日本でも起きている人身取引の実態をお伝えし、どうしたら人身取引をなくすことができるかを、皆さんで考えてみたいと思います。参加してくださった方には無料でこの漫画を差し上げます。ぜひふるってご参加ください!

『人身取引をなくそう!漫画プロジェクト』
(AIDS文化フォーラムin 横浜2015)

AIDS文化フォーラムin横浜について

「1994年エイズ国際会議」をきっかけに始まった、HIV/AIDS問題に関わる横浜の市民団体が手弁当で開催しているフォーラムです。HIV/エイズに限らず、広く性的な問題について個人や団体が自由に語り合える場を提供してくれています。NFSJは昨年も参加し、性的人身取引を描いたドキュメンタリー映画『ネファリアス』の上映を行いました。フォーラム全体のプログラムは8月7日~9日の3日間にかけて行われます。

ReadyFor

資金調達プロジェクトのキャンペーンは終了していますが、プロジェクトのトップページや「新着情報」で、この漫画制作や人身取引について解説しています。ぜひご覧ください。https://readyfor.jp/projects/

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